1961-05-18 第38回国会 参議院 文教委員会 第27号
自民党さんというのもいらっしゃるし、これは賛成してもらわなければ困るでしょうし、背後には何せ悪名高い文部省がいるわけだし、それからその背後にはさらにもっと握り屋の大蔵省がいるわけですから、ここの時点で通すにはということで、私はおそらく社会党としては最低案だと思うのです。
自民党さんというのもいらっしゃるし、これは賛成してもらわなければ困るでしょうし、背後には何せ悪名高い文部省がいるわけだし、それからその背後にはさらにもっと握り屋の大蔵省がいるわけですから、ここの時点で通すにはということで、私はおそらく社会党としては最低案だと思うのです。
今日、保安庁当局の構想する防衛計画の一つの案によりますれば、陸軍十七万ないし二十二万、海軍十四万トンないし十六万トン、空軍一千機ないし一千五百機、これが所要経費は、陸軍兵一人当り初年度百万円で、次年度から三十万円、フリゲート艦一隻千六百トン級で二十四億円、ジエツト戦闘機一機当り二億円程度と見ておりまして、最低案におきましても総額一兆億を優に越えるところの巨額であるのであります。
それ以前の最低案なんですが、そういうものを具体的にだして見たわけですね。これとは非常に開きがあると思う。こういう我々の案についてどういう見解を持つておられますか。
地方財政平衡交付金につきましては、地方財政委員会から最低案として千二百九億円を要求されていることは事実であります。それに対して政府といたしましては、中央財政のいろいろな関係から、どうしても千百億円しか出せない。そういたしますと、結局差引百九億円の地方財政平衡交付金が足りないことも事実でございます。